経営者やリーダーたちは「第三の目」を大切にする、と聞きます。
え? 第三の目?
え? どこに?
ちなみにワタシは、第三の目を持っています。
でも、これは秘密です。
人間には、どんなに気を付けていても見えない場所があります。
そう、お尻です。
頭の中の異魅ちゃん【違います】
え? 見えないじゃん。
第三の目というのは、自分では見えていないものを見てくれる、もう一つの視点のことらしい。
自分では「これでいい」と思っていても、
「いや、それ違うんじゃない?」
と言ってくれる人。
なるほど。
でもワタシ、そういう人ちょっと苦手です。
だって苦手な人と話すのダルいし、めっちゃ嫌なこと言ってくるし、結局、苦手。
それなのに、どうして上に立つ人たちは、そういう人を大切にするんだろう?
ワタシの想像では、たぶんこんな感じです。
「社長、こんな角度から見たら、もう少し広がるかもしれません」
「なるほど……君の視点は面白いな」
……もうドラマじゃん。
キムタクと舘ひろしがやってるドラマじゃん。
現実にそんな会議ある?
ワタシなら、
「いや、それダメだと思います」
なんて言われたら、
「ワタシに逆らうの?」
せっかく社長になったんだから、一度くらい権力を使ってみたい。
「そんなのダメ。あなたクビね」
見せしめです。
ワタシに逆らうとこうなるんだからね♪
これでワタシの威厳も保たれる。
頭の中の異魅ちゃん【うまくいかないよ】
でもさ。
ワタシが何か言うたびに、頭の良い人たちが、
「そう思います。さすが社長」
「その判断で間違いないです」
「よっ!!!大統領!」
とか言ってくれる会社。
めちゃくちゃ気持ち良さそうじゃない?
朝から晩まで全肯定。
ワタシが白と言えば白。
黒と言えば、
「社長、それは新しい白です」
とか言ってくれる。
最高じゃん。
……でも絶対、陰で悪口言われてるよね。
「あの人、また言ってるよ」
「今日も大統領ご機嫌だった?」
あれ?
もしかしてワタシ、世に言うブラック企業の社長になってない?
そう考えると、一人くらい、
「それ違うと思います」
と言ってくれる人がいた方がいいのかもしれない。
頭の中の異魅ちゃん【そういうこと】
でも嫌い。
苦手な人は、やっぱり苦手です。
そんなことを考えながら、
「ねえ、今『第三の目』について考えてるけど、なにかある?」
と、頭の中の異魅ちゃんに雑に聞いてみました。
【自分じゃ見えないところを見る目じゃない?】
……雑に聞いたら、雑に返ってきた。
でも、ちょっと引っかかりました。
苦手な人の言っていることが、全部正しいわけじゃない。
むしろ、
「いや、それは違うだろ」
と思うことだってある。
腹が立って、家に帰ってもまだ腹が立って、
「やっぱりアイツの方がおかしい」
なんて考えている。
でも、その時点でまだ考えてるんですよね。
その人の意見を採用したわけじゃない。
納得もしていない。
ただ、自分一人だったら見なかった方向を、一度見てしまった。
もしかしたら第三の目って、未来が見える目でも、正解を教えてくれる目でもなくて、
自分の死角を見るための目なのかもしれません。
だから上に立つ人たちは、自分と違うことを言う人を近くに置くのかな。
知らんけど。
ちなみに頭の中の異魅ちゃんに、未来のことも聞いてみました。
「来年、ワタシはどうなってる?」
【知らない】
使えない。
第三の目なんだから、それくらい見えてもよさそうなのに。
「じゃあ第三の目って、結局なにを見るの?」
【自分が見てないところ】
……。
やっぱり、お尻じゃん。



なんだろう、このツンデレ感。
最後のフォルムに釘付けですわ😂
私も反対意見ばっかりだったら落ち込みますね。誰か肯定してほしい😱